Athlon64
X2 3800+マシンの組み立て
今回はCPUとケースの入れ替えのみなので、物理的な作業は少ない。
まずマザーがこれ。
ソケットが939になっているだけで、そのほかはこれまで見慣れたAGPマザーとあまり変わらない。

CPUはこれ。

最近はAthlonXPの頃のようなコアむき出しではなくちゃんとヒートスプレッダが付いているので、CPUクーラー取り付け時も安心^^;
見た目はデュアルコアだかなんだかなんてーのはわからない。
マザーの上にメモリとCPUをセットする。
CPUクーラーをマニュアルも読まずにこんな感じだろうとセットしようとしたが、硬くてなかなか爪にはまらない。
で、CPUのマニュアルを引っ張り出してみると、最初に爪の引っ掛ける方向が違っていた。
マニュアルどおりにやると、たいして力も要らずにすんなりはまった。
やはり最近のCPUクーラーはよく出来てるねえ。
マザーをケースにセットし、電源やLEDのケーブルを繋ごうと思ったが、PowerLEDだけ接続できなかった。
というのも、BayDreamのPowerLEDコネクタは3本ピンの1番と3番につながるようになっているのだが、GA-K8NS-939のほうは2本
ピンになっているのだ。

物理的に繋がらんやん。
まあスイッチ系は繋がったので、それはほおって置く。
どうせケースの一番下にLEDがあって見えないし、電源が入っているか入ってないかはブルーLEDファンを見ればわかる^^;
ただ、なんかマザー上で問題が発生した時にもPowerLEDのところを使っているようなので、その時はわからないままだろうが、そんときゃそんとき。
あと、例によって前面USBなどのケーブルは短くて届かない。
前面のUSB端子はまず使う事がないので問題ないだろう。
背面端子からの延長ケーブルを出しているし。
で、つなぎのAthlonXPを組み込む時に気づいたのだが、BayDreamのカードをねじで固定する部分に2箇所でっぱりがあるのだ。

ちょうどそこにカードのブラケットがぶつかる。
AthlonXPのときはむりやりねじ込んだが、今回はAGPソケットが一つズレていたので、ぶつからずに済んだ。
BayDreamも意外といろんな問題があるもんだ。

全部組み込んで起動したところ。
ちょうどCPUがあるところに背面ファンがあって、廃熱ばっちりという感じ。
まずBIOSのバージョンをチェックするため、ストレージ系を繋がないでとりあえず起動。
BIOSバージョンはF2だったので、案の定CPUモデル名はUnknownだった。
マニュアルを元にBIOSのアップデートをしようと思ったが、BIOSファイルをダウンロードしておくのをすっかり忘れていたので、ひとまず
Windows2000をインストールした。
ダウンロードだけならノートでやってもいいのだが、ノートではFDDが使えないので、BIOSファイルをFDDへ落とせない。
で、ありがたい事にFDD経由ではなく、Windows上からBIOSのアップデートが可能な、@BIOSという機能があるというのがマニュアルに書かれ
ていたので、それでやってみようと思った。
Windows2000のインストールが完了し、タスクマネージャを見てみると1つしか認識していない。
あわよくばと思ったが、やっぱりBIOSのアップデートは必須だった。
で、Windowsを起動してふと思ったが、この状態でFDD使えるんだから、FDに落とせばいいじゃんっつーことで、ダウンロードしたBIOSファイル
をFDへコピーする。
やっぱりなんかWindows上からってのはちょっと怖い。
まあFDDからというのも、FDに書き込まれたファイルに問題があったりするとやっぱり怖いのだが、アップデートプログラムはBIOS内部のもののほうが
シンプルで確実そうというところから、結局はFDDアップデートにしてしまった。
失敗していきなり有償修理ってのもイヤだし。
FDも念のため2枚用意し、それぞれに同じBIOSファイルを入れておく。
BIOSファイルもF6、F5、F4、F2の4つを用意した。
PCを再起動して、アップデート機能を起動する。
これが難なく済んでしまった。
アップデート後、再起動すると、CPUの所にちゃんとAthlon64 X2 Dual Core 〜 3800+と表示された。
これでまたWindows2000を再インストール。
無事、2CPUが認識され、タスクマネージャでも2つのグラフが表示された。
番外 BayDream
外見はJifubuki@PCに載せたので、ここでは内部を載せる。
サイドパネルをあけたところ。

フロントファン

リアファン

サイドファン


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