ディズニー・アンバサダー・ホテル
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2連泊したが、1日目はスタンダード、2日目はスーペリアを取ったので、その部屋の状況と感想を。

まずホテルに入ってチェックインの手続きを。
ほとんどがディズニーから帰ってきた人なので、閉園直後はフロントが行列だった。
その列に並んで待つこと10~15分。
チェックインの手続きをして色々説明される。
その場でシェフ・ミッキーのPSカードももらう。

そして、チェックアウトの手続きの話になるが、ここで便利なのはクレジットカード決済。
エクスプレスチェックアウトというのが出来、この場で手続きを済ませるとチェックアウトが不要というものだ。
また朝にフロントに寄らなくても、そのままホテルを出てしまって構わないのだ。
決済はクレジットカードになるので、後日明細が送られてくる仕組みである。
これは結構便利。
大きな荷物抱えて、フロントまで行ってなんだかんだするのは結構面倒だ。
しかも、ランドやシーの開園直前はフロントも混むだろう。
そんなのを尻目にフロント前を素通りできる。

しかし、アンバサダーホテルではスタンダードフロアに泊まった人がそうなるというだけで、アンバサダーフロアに泊まった人はちゃんと専用のフロントが6階 にあるんだよね。
本当にリッチに過ごしたければ、アンバサダーフロアに泊まるしかないね。

まずスタンダードルームだが、スタンダードルームには2種類あり、部屋の広さで値段が違うようである。
うちで取ったのは、広いほうのスタンダードルーム。
スーペリアと価格が2千円程度しか違わない。

部屋のキーはカードキーで、カードキーにはセキュリティのため部屋番号が書かれていない。
自分の部屋を覚えておかないと入れなくなっちゃうかも^^;
このカードキーはもらえる。

部屋を入ると、まずクローゼットがあり、ハンガーがいくつかある。
その上に予備の枕と毛布が置いてあり、下にはスリッパが置かれていた。
またそのクローゼットの中に金庫があり、さらに鍵をかけられるようになっているので、貴重品はその中に入れておいたほうがいいかもしれない。

そしてドレッサーがあり、その向かいに洗面所がある。
洗面所の左右にそれぞれレストルームとバスルームがある。
まあどちらもお世辞には広いとはいえないが^^;
また、どちらもタイル敷きのため、バスルームはともかくレストルームもスリッパを履いたままでOK。
っつーか、こういうホテルってそれがフツーなのだろうか。

ドレッサーの横にポットやグラスが置いてあり、そのしたに冷蔵庫がある。
その先がやっと部屋。
ベッドが2つ並んでおり、窓際にテーブルとイスが置いてある。
手前のベッドは壁にくっついていないが、ベッドを動かすことが可能で、子どもをベッドから落としたくない場合は壁際にくっつけて、ベッドガードを反対側に つけると良いようだ。
ベッドガードは1つクローゼットの中に入っているので、自分で好きなように設置可能である。
それ以上必要な場合は多分フロントに頼まないといけないと思われる。

奥のベッドの下にはトランドルベッドが入っていて、自分で引き出して使用することが出来る。
このベッドのおかげかどうか分からないが、標準の2つのベッドは結構背が高いのだ。
170cmの僕がベッドにそのまま腰掛けようと思ったら、半立ちになるぐらい高い。
多分大人でも落ちたら結構痛そう。

トランドルベッドはその半分の高さなので、子どもを寝かせるならこっちのほうが良いかもしれない。
うちの娘はトランドルベッドはいやだというので標準のベッドに寝かせたが、夜中にトランドルベッド側に落ちたらしい。
引き出しておいてよかった。
ベッドガードが1つしかなかったので手前のベッドに寝かせようと思ったが、奥のベッドが良いというので、ガードを片っぽにつけて、反対側にトランドルベッ ドを引き出しておいた。

ところでトランドルベッドは標準のベッドと同じ幅があるので、引き出すには窓側にあるテーブルと椅子をどけるしかないのだ。
なんでこんな状態なのかは、次のスーペリアに泊まってわかった。
そもそもアンバサダーホテルとしての標準の部屋はスーペリアルームであり、スタンダードルームはコンパクトタイプなのだ。
そのスーペリアルームに合わせてベッドが作られているのだと思う。
スタンダードルームでも使用されているベッドは同じ物のため、トランドルベッドを引き出すとスタンダードルームでは部屋いっぱいになってしまう。
スーペリアルームではテーブルもイスも動かさずにトランドルベッドを引き出すことが出来た。
つまり、スタンダードとスーペリアではだいたいベッド一つ分の部屋のサイズの差があるのだ。
スタンダードルームではさらに小さい部屋があるはずなので、その部屋ははたしてどの程度の広さなのだろうか。
とても気になる^^;

テレビは木製のボックスの中に入っており、扉を開けて側面に収納して使う。
ありがたいことに、ディズニーチャンネル見放題である。
これもディズニーホテルの特典かな。
挙げ句に、テレビでその日の利用明細が出てくる^^;

洗面所に戻って、アメニティがもう有名かも知れないけど、ミッキーの形のキャップがついたシャンプーやリンスが目を引く。
歯ブラシから石鹸から、どれもがミッキー。
さすがディズニーホテルだけある。
ドライヤーや髭剃りもあります。

冷蔵庫にはドリンクがたくさん詰まっているが、これらは当然有料。
ポットの横におかれているお茶とコーヒーは無料である。
アイスボックス?もあるので、後で製氷室へ氷を取りに行けばOK。
(製氷室にはボタンを押すと自動的に氷ががんがん落ちてくるが、部屋にあるアイスボックスでは山盛りになる^^;)

部屋の外は、ちょうどディズニーシー側で、モノレールは見えるは山は見えるわ、ホテルのエントランス部が見えるので、リゾートクルーザーが入ってくるとこ ろまで見える^^;
なかなか眺めがよかった。
これは5階だったというのも寄与しているはず。
スタンダードルームから

で、2泊目のスーペリアルームだが、実のところ先述したように、部屋の大きさがスタンダードよりベッド一つ分の幅が広いというだけで、内装はほとんど変わ らない。
パッと見で部屋の奥行きが多少あるなというのと、テレビ側の壁にソファが置かれているというので違いが分かるぐらい。
レストルームやバスルームなども広さは変わらず。
2千円程度の差は部屋の広さだけだと思ったほうが良いだろう。
ただし、一番小さなスタンダードルームはどうなっているか分からない。
今度時間と資金の余裕が出来たら、一番小さなスタンダードルームに泊まってその差を見てみたい。
またそういう所が貧乏性なのかもな・・・

1泊目と2泊目で部屋が違うと多少面倒になる。
当然部屋の移動をしなければならないので、カードキーも変わることになる。
外に出る時に一度フロントへ寄り、これから外出する旨を伝えなければならない。
それが1つめの部屋のチェックアウトと同じ意味になり、恐らく部屋の清掃に入ることが出来るということだろう。

ありがたいことに持ち歩かない荷物は次の部屋へ持っていってくれる。
どのような荷物かだけフロントへ行ったときに伝えておけば、次の部屋に行ったときに部屋の中に運んでくれる。
2日目にホテルに帰ってきたときに、部屋が変わるという話をすれば、チェックインで混雑するフロントの列に並ぶ必要はない。
ただ、1日目のように部屋までホテルマンが付いてきてはくれないが。
新しいカードキーだけ受け取って、自分で部屋へ向かう。

スーペリアルームも5階だったが、当然部屋の位置は違う。
窓から眺める景色はホテルの中庭のあたりで、遠くにビッグサンダーマウンテンの山とシンデレラ城が見える。
景色としてはスタンダードルームのほうが良かったな。
スーペリアルームから

とりあえず違う部屋を連泊してみたが、これといって大きな違いが無かったので、面白味はあまりなかった。
少しでも安く泊まりたいなら、2千円程度の差だがスタンダードルームでも十分。
わざわざ2日目にスーペリアを取った意味がなかった。
もっとリッチな差を味わいたいなら、デラックスやその上のクラスの部屋、もしくはアンバサダーフロアじゃないとダメかもしれないな。

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